ターンテーブル用ピット掘削作業
ターンテーブルの基礎となるピットを作る為の掘削作業。埋設物に注意しながら既定の深さまで掘削を行います。またピット内の排水を行う他の排水管を通す箇所も同時に掘削を行います。

ターンテーブル用ピット掘削作業(完成)
ターンテーブルピット用の掘削作業完了写真。底部に砕石を敷いて排水機能を促すとともに、入念に転圧をかけて水平レベルを出します。

捨コンクリート打設作業
ターンテーブルの基礎となるピットの為のコンクリート打設ではありません。その後の基準出しを行い易くするために捨てコンクリートを打設します。(いくら砕石に転圧をかけても凹凸がある為、寸法出しに誤差が出ます。下地をコンクリートにするとフラットになり、正確な寸法が計測できます)

型枠設置・鉄筋配筋
捨てコンクリートが乾いた後に型枠・鉄筋の配筋を行います。ピットはターンテーブル機器、さらにその上に車両を乗せるため大きな荷重を受けます。その為、通常の外構工事で使用するコンクリートよりも強度の高いコンクリートを使用する他、鉄筋のピッチ(間隔)も狭めて強度の高いピットを製作します。

左官作業
型枠にコンクリート打設した後、床面の仕上げ作業を行います。見た目を綺麗に仕上げるだけの作業にあらず、排水が機能するようにコンクリートの乾きをみながら設定された勾配通りに仕上げます。まさに熟練工。

ピット完成
打設から一定時間、コンクリートの養生期間を取り適正強度が出た後、ピット完成となります。

ターンテーブル機材据付
ターンテーブル会社によるターンテーブルの設置作業。
専門の職人が5人がかりで据付ます。

後打ちコンクリート打設
ターンテーブル機材の据付が完了した後、後打ちコンクリートを打設して既設の表層部とレベルを合わせます。既設との境目、機材との境目の繋ぎ合わせの処理を注意して仕上げます。

刷毛仕上げ
雨天時に車両のスリップを防止する為に、表層部の仕上げは刷毛仕上げにします。表層部となる為、見た目にも十分配慮して丁寧に作業を行います。


ピット及びターンテーブル設置完了
ピット同様に後打ちコンクリートも十分な養生期間を置き、電気配線工事を行い完成となります。


約1カ月〜2カ月の時間を要し、多くの専門家・職人の力を借りながらようやく完成です。